【昔の住宅設備】~大谷資料館から
【昔の住宅設備】~大谷資料館から
『上は大水、下は大火事...な~んだ?』
今は通用しない昔の【なぞなぞ】です。
写真は大谷石でできた浴槽ですが、昭和40年以前の浴槽(バスタブ)といえば
ヒノキ、サワラなどの木製やコンクリート下地・タイル張りのものが一般的でした。
給湯器付風呂釜など存在するわけもなく、このような銅製の風呂釜の下(焚口)に
薪(木)や木炭、練炭などをくべて、二口の自然循環で湯を沸かす、そういう
生活。
浴槽内のお湯も当然上から熱くなり、底は水...したがって、手動で湯舟の中のお湯
を攪拌し、適度な温度にしてから(なってから)入浴をしました。。
『風呂かんましてから入って』(お風呂のお湯をかき混ぜてから入って):栃木弁
どの家庭でも、そういう会話をしておりました。
...そんな入浴生活も、今は【ボタンひとつ】。リモコンの湯温設定が一度でも狂う
と修理が必要...便利ではありますが、家庭の温もりも何もない冷たい時代となりました。
いまでも木炭を使う七輪をご使用されている方もいらっしゃると思いますが、
これは煙突がついていますから、普段の調理でメインに使っていたのでしょう。
木炭、練炭、薪を用意して、火をおこし、火力が安定してから煮炊き。
面倒。
IHクッキングヒーターや最新のガスコンロからはもう戻れませんよね。
昭和40年生まれの私ですが、調理機器は既にプロパンガスコンロが入っていました
ので、使ったことはありませんが、家屋の裏に竈があり、餅つき等の際に
薪で使用した記憶はあります。
今では【ガスバーナー】の置き換わり、現場で使っている職人さんも
いないと思います。
近年は『物価が上がった』『昔より生活が苦しい』等々、(私も)嘆く傾向がありますが、
便利、快適には【莫大なコスト】がかかる...ということを私、私以上の年代の
方は体験し、(頭では)理解していますから...仕方なし、と思ってもいます。
それ以上に、住生活に関して【家族の会話】が減っているのでは?
その方が心配なところです。
以上 エネクルAZリフォーム 宇賀神良光 でした。




























