【給湯温度】と【サーモスタット水栓】について
- 投稿日:2026年 3月 1日
- テーマ:お役立ちコラム
【給湯温度】と【サーモスタット水栓】について(給湯温度は50度以上?)
昔(給湯器が普及しはじめたころ)のお風呂の蛇口は、【お湯】と【水】別々の蛇口(水栓)
から出すのが当たり前でしたが、それが2ハンドル混合水栓となり、現在は
水栓本体で一定の温度に調整して吐水する【サーモスタット混合水栓】
(または、レバー位置の調整で一定の温度の湯水を出す【シングルレバー混合水栓】)
がほとんどとなりました。
水の温度、湯(給湯)の温度にかかわらず、右(左)のハンドルで設定した目安の
温度となるよう、内部の【温度調整カートリッジ】湯・水を調整、混合して
吐水してくれる非常に便利な水栓金具なのですが、唯一欠点として、内部の
温度調整カートリッジ部分の故障や破損(凍結などによる)が従来の2ハンドル型や
シングルレバー混合水栓等に比べ可能性が高いことです。
『ハンドルで設定した温度(42度くらい)のお湯がでない、ぬるい』
故障のご相談で最も多いケースですが、
(あくまで経験による私の予測です)
使用状況を伺うと、ほぼすべてのお客様が給湯器の出湯温度を【40度から42度】
にされていました。
実はこれだと、サーモスタット水栓は、例えば10度の水と42度のお湯を
混合して42度のお湯を出そうとするわけですから、給湯器で作ったお湯(42度)の
圧力を最大限活かし、水の圧力を極力絞ろうとします。
結果、温度調整の心臓部である温度調整カートリッジがほとんど動かなくなります。
(それでも若干水の圧力の影響で水も混ざりますから、結果42度よりも温度は
低くなると思います)
それが毎日、何年と繰り返した結果、温度調整カートリッジの故障、不具合になる
...ということだと思います。
実際、サーモスタット混合水栓を使用する場合は
【給湯器の温度設定は50度以上】...と、設備機器、給湯器のメーカーさんの取り扱い説明
に記載されています。これによって、サーモスタット水栓金具の内部の部品(温度調整)
が活発に動くようになって、結果、故障の低減につながることと思います。
しかしながら、水栓金具も自動車と同様に機械的なものですので、長年使用すれば、
いずれは故障を免れません。一応の目安として、10年以上経過したものは、
修理・交換をお考えいただければ幸いと思います。
以上 AZリフォーム 宇賀神良光 でした。




























